〇〇ごっこと子どもの学び

保育園で行われる遊びのなかで子どもたちは、社会性を理解し順応していくことを身につけます。たとえば八百屋さんごっこ、お魚屋さんごっこ、お肉やさんごっこなどでは、物を得る人、物を買う人のお互いの立場を理解することができるでしょう。実際の社会のシステムはもっと複雑で分かりにくいものですが、〇〇ごっこ遊びのなかで、双方向に人びとの存在があること、自分がみている世界とは異なる視点があることを子どもたちに体験させることがポイントとなります。時には子どもたちだけではなく、お父さんお母さん先生方も加わりながら、社会は多様性に溢れさまざまな人びとによって形づくられていることを学びましょう。〇〇ごっこに大人たちが参加する際には、大人たちはあくまでもアシスタントとなることが大切なようです。